武儀倉村(読み)むぎくらむら

日本歴史地名大系 「武儀倉村」の解説

武儀倉村
むぎくらむら

[現在地名]武儀町富之保とみのほ 武儀倉むぎくら

津保つぼ川支流の南流する武儀倉川(雁曾礼谷)の下流域に位置し、東はまち村、南は岩山崎いわやまざき村。西へ延びる寺谷てらたに洞より河和上こうわかみ(現美濃市)に至る道がある。享和三年(一八〇三)の仮名附帳(蓬左文庫蔵)は「むけくら」と訓ずる。慶長一〇年(一六〇五)の実蔵坊津保檀那目録案(経聞坊文書)に「むけくらおや与兵衛殿」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 元禄郷帳

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android