武川筋(読み)むかわすじ

日本歴史地名大系 「武川筋」の解説

武川筋
むかわすじ

戦国末期から江戸時代に使用された広域呼称。九筋二領の一つ。巨摩郡中部・西部にあたる。天正一七年(一五八九)一一月二三日付の大公だいこう(現韮崎市)宛の伊奈忠次寺領証文写(寺記)、同日付の苗敷山(現韮崎市宝生寺)宛の伊奈忠次寺領証文写(同書)などに武川筋とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 山梨県

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android