気逸物(読み)きいちもつ

精選版 日本国語大辞典 「気逸物」の意味・読み・例文・類語

き‐いちもつ【気逸物】

  1. 〘 名詞 〙 気のはやること。また、気をはやらせるもの。
    1. [初出の実例]「九八殿はしゃみせんひいて気いちもつ。殊にすぐれたは、はなでござる」(出典:評判記・役者口三味線(1699)京)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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