気離(読み)けはなる

精選版 日本国語大辞典 「気離」の意味・読み・例文・類語

け‐はな・る【気離】

〘自ラ下二〙 (「け」は接頭語) かけ離れる。
※宇津保(970‐999頃)内侍督「天下にいふとも、いとけはなれてあるまじきことには、人にくからぬなむよき」

き‐ざかり【気離】

〘名〙 (形動) 気が弱いこと。無気力であること。また、そのさま。
※京大二十冊本毛詩抄(1535頃)七「僖公はちと気ざかりな人であった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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