水に降る雪(読み)みずにふるゆき

精選版 日本国語大辞典 「水に降る雪」の意味・読み・例文・類語

みず【水】 に 降(ふ)る雪(ゆき)

  1. すぐに消えてしまうこと、はかないことのたとえ。
    1. [初出の実例]「すべてわがこのためにあしからんことをば、水のうへにふる雪、いさごのうへにをくつゆとなし給へ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)忠こそ)

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