水篩(読み)ミズフルイ

デジタル大辞泉 「水篩」の意味・読み・例文・類語

みず‐ふるい〔みづふるひ〕【水×篩】

《「みずぶるい」とも》「水嚢すいのう1」に同じ。〈和名抄

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精選版 日本国語大辞典 「水篩」の意味・読み・例文・類語

みず‐ふるい みづふるひ【水篩】

〘名〙 水をこし除く布嚢。また、水を切るための目の細かい篩(ふるい)。水こし。〔十巻本和名抄(934頃)〕

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世界大百科事典(旧版)内の水篩の言及

【裏ごし(裏漉し)】より

…現在では,合成樹脂製の網を使った物や,全体が金属製の物も多く,じょうぶで網目は正確だが,弾力がなくこしにくい。だしや寒天液などの液体をこすには水囊(水篩(みずぶるい)とも)を用い,これは中へ材料を入れてこすようになっている。しかし,もともと裏ごしも水囊も同じもので,歴史的にみると水囊が古く,裏ごしはそれから分化したものである。…

※「水篩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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