油砥石(読み)アブラトイシ

デジタル大辞泉 「油砥石」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐といし【油×砥石】

きめの細かい硬質砥石。水の代わりに油で研ぐ。あぶらと。

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精選版 日本国語大辞典 「油砥石」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐といし【油砥石】

  1. 〘 名詞 〙 きめの細かい珪酸(けいさん)質の硬質砥石。水のかわりに油を用い、金属製品を研ぐのに用いる。人造油砥石もある。

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世界大百科事典(旧版)内の油砥石の言及

【といし(砥石)】より

…名倉砥(愛知県設楽町産)は砥粒が微細であり,仕上げ砥の表面の修正に使われる。油といしは仕上げ砥の一種で,石英質の緻密(ちみつ)なといしである。といし面に水のかわりに油を数滴落として研ぐので,この名がある。…

※「油砥石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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