浅田可啓(読み)あさだ かけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浅田可啓」の解説

浅田可啓 あさだ-かけい

?-? 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)作者
大坂竹本座の作者として元文4年(1739)「ひらかな盛衰記」,5年「今川本領猫魔館」「将門冠合戦」などを文耕堂,三好松洛らと合作した。浅田一鳥と同一人とする説もある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の浅田可啓の言及

【ひらかな盛衰記】より

…5段。文耕堂三好松洛,浅田可啓,竹田小出雲,千前軒(竹田出雲)による合作。1739年(元文4)4月大坂竹本座初演。…

※「浅田可啓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android