shallow earthquake
地震を,その震源の深さによって浅発,やや深発,深発地震の三つに分け,その境界をそれぞれ60kmおよび300kmとしたのは和達清夫(1928)である。一方,P波の走時表をつくる初期の段階では,深さの影響が走時にあまり響かない深さ50km以内の地震だけについて走時表がつくられた関係で,この走時表によく合う走時を示す地震,つまり深さ50km以内の地震をnormal earthquakeと呼ぶことがある。世界中で一年間に起こる浅発地震は,数にして地震全体の約78%,放出するエネルギーで約81%に達する。また,日本の浅発地震だけについて詳しく調べてみると,モホの上下面近くの地震が最も多いし,東北日本の地震はモホの下,西南日本のそれは地殻の内部で起こることが多い。参考文献:勝又護(1967) 地震Ⅱ,Vol.20:1
執筆者:三東 哲夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
… 地震には震源がほとんど地表付近のごく浅い地震から,700kmも深い所に起こるものまで,さまざまな深さのものがある。震源の深さが70km(または60km)未満の地震を浅発地震,70km(または60km)以上300km未満をやや深発地震,300km以上を深発地震ということが多い。しかし70kmあるいは300kmの深さを境として地震の性質が急に変わるわけではないので,この分類はまったく便宜的なものである。…
※「浅発地震」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
冬に 4日間暖かい日が続くと 3日間寒い日が続き,また暖かい日が訪れるというように,7日の周期で寒暖が繰り返されることをいう。朝鮮半島や中国北東部の冬に典型的な気象現象で,日本でもみられる。冬のシベリ...