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震源 しんげんfocus

翻訳|focus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

震源
しんげん
focus

地震の発生した場所。地球上のほとんどの地震は断層が急激にずれることにより発生する。断層の長さはマグニチュード7の地震なら数十 km,マグニチュード8の地震では 100~200km程度。断層には大きさがあるので,その大きさに対応する領域を震源域ということがある。この場合震源は最初に地震波が発生した場所,すなわち断層の破壊が始まった点をさす。断層の破壊は破壊開始点から一方向に伝わることが多いため,震源は震源域の中央ではなく,縁にある場合も多い。断層の急激なずれ以外の原因,例えば火山噴火や地下のマグマの移動,岩盤の崩落,核実験などによっても地震波は放射され,そのような地震波の発生源も震源という。人為的に爆薬等を用いて地震波を発生させることがあるが,その場合は自然現象と区別して人工震源ということがある。

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知恵蔵の解説

震源

最初に地震波が放出された1点を指す。震央とは震源の真上の地表の点をいう。震源の位置は震央の緯度、経度、震源の深さによって示される。震源は地下の破壊が最初に発生した点であり、実際には破壊の領域は震源から拡大する。破壊が生じた領域全体を震源域という。野島(のじま)断層が動いて発生した兵庫県南部地震の震源は淡路島北端の深さ14kmだったが、震源域は神戸市東方まで広がった。

(阿部勝征 東京大学教授 / 2007年)

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デジタル大辞泉の解説

しん‐げん【震源】

地震の際、地球内部で、最初に地震波を発生した点。→震源地震央
ある事件などの起こったもと。また、そのもととなる人。「うわさ話の震源

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百科事典マイペディアの解説

震源【しんげん】

地震の際,地中でそのエネルギーが発生したところ。一点ではなくある広がりをもつと考えられ,それを考慮に入れるときは震源域という言葉を用いる。発震時には,そこでは岩石の破壊が起こっており,地震のエネルギーは震源から地震波となって放出。
→関連項目震央

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デジタル大辞泉プラスの解説

震源

真保裕一の長編サスペンス小説。1993年刊行。地震の観測データに絡む国家的陰謀をテーマにしたサスペンス・ミステリー。

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世界大百科事典 第2版の解説

しんげん【震源 hypocenter】

一般には地震が発生した場所の意味で使われるが,専門用語としては,地震の原因である岩石の破壊(断層のずれ動き)の開始点を指す。地震波は震源域すなわち岩石が破壊した領域全体から発生するが,震源は震源域の中で地震波が最初に発生した点である。震源の位置は,その真上の地表の点(震央)の経度λ,緯度φ,および地表からの深さhの3個の数値によって表され,各地の地震計によって測った地震波の到着時刻から算出される。 震源位置の決定には,地球内部における地震波(P波とS波)の速度の分布がわかっていなければならない。

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大辞林 第三版の解説

しんげん【震源】

地球内部で最初に地震波の発生した場所。地震の原因である岩石の破壊が始まった所で、緯度・経度と地表からの深さとで示される。 → 震央
騒動や事件を引き起こしたおおもと。 「この騒ぎの-は一通の手紙である」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

震源
しんげん

地震に伴う破壊が開始した場所。したがって震源域の中で最初に地震波が発生した場所である。実体波の到着時刻を各地の地震計で観測することにより震源の位置は推定できる。[山下輝夫]

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