浮世の海(読み)うきよのうみ

精選版 日本国語大辞典 「浮世の海」の意味・読み・例文・類語

うきよ【浮世】 の 海(うみ)

  1. つらいこと苦しいことの多いこの世を、海のはてしない様子にたとえたもの。
    1. [初出の実例]「まどひの深きによりて、うきよのうみのそこひなきには漂ふわざなりとぞ」(出典:今鏡(1170)一〇)

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