消失点(読み)ショウシツテン

大辞林 第三版の解説

しょうしつてん【消失点】

遠近法で立体を描くとき、奥行き方向に向かって最終的に交わる点。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の消失点の言及

【遠近法】より

…ユークリッドは,人が個体を見る視線が直線であり,この視線が円錐形をなすという理論をたて,視錐visual cornを決定した。ローマのウィトルウィウスは《建築十書》(前25ころ)で消失点vanishing pointを明らかにし,プトレマイオスは視心visual centerと視光線visual rayを認識した(140ころ)。人間の視覚を一定点として,ここから見られる視覚を幾何学的に決定するという理念は,視覚の科学についての関心から出たと同時に,人間中心の,秩序ある世界観が根底にあったと考えられる(2世紀のガレノスは,人間の眼は球面であることから,曲面遠近法の理念を示した。…

※「消失点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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