岩石学辞典 「準地向斜」の解説 準地向斜 クラトン内部の窪地で強い褶曲は見られない[Stille : 1936].これらは堆積盆地で地向斜としてできたものではない[Aubouin : 1965].大陸の周辺,例えば日本海のような溝はモノ地向斜,ポリ地向斜,メソ地向斜とは異なる[Schuchert : 1923].大陸地殻の上に生じる地向斜で,ここでの堆積物は後にドイツ型造山運動しか受けない.パラ地向斜ともいう[木村ほか : 1973].ギリシャ語のparaは英語のbeside, beyondに相当する. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報