滅多打(読み)めったうち

精選版 日本国語大辞典 「滅多打」の意味・読み・例文・類語

めった‐うち【滅多打】

  1. 〘 名詞 〙 むやみに打つこと。めったやたらに打つこと。
    1. [初出の実例]「すって居て出ぬ燧はめった打ち」(出典:雑俳・花笠(1705))
    2. 「四五十人棒づくめに取り廻し、隙をあらせずめった打、捻伏せ捻伏せ縛り付け」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android