演伎座(読み)えんぎざ

精選版 日本国語大辞典 「演伎座」の意味・読み・例文・類語

えんぎ‐ざ【演伎座】

東京赤坂溜池にあった劇場。明治二五年(一八九二)福祿座として開場。同二七年演伎座となる。大正一四年(一九二五焼失

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の演伎座の言及

【劇場】より

…関東大震災による劇界の被害は,東京市内で〈焼失した劇場は二十八場,活動写真館は四十三館〉(《新演芸》大正13年1月号の〈東都劇壇震災史〉)に及ぶ。
[劇場の多様化]
 震災後に,復興または新しく建設されたおもな劇場は,24年に本郷座・演伎座・松竹座・市村座・帝国劇場・邦楽座に前記の築地小劇場,25年の歌舞伎座とつづく。25年に新たに新橋演舞場,30年に大阪四ッ橋の文楽座や東京劇場,32年に大阪歌舞伎座,33年に有楽町の日本劇場,34年に東京宝塚劇場,35年に有楽座,37年に浅草の国際劇場などが次々に竣工した。…

※「演伎座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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