潙山(読み)イサン

デジタル大辞泉 「潙山」の意味・読み・例文・類語

いさん〔ヰサン〕【潙山】

[771~853]唐代の禅僧。名は霊祐百丈懐海ひゃくじょうえかいに法を受け、潭州たんしゅう潙山に住したので潙山霊祐といわれる。弟子仰山ぎょうさんの大成した潙仰いぎょう宗の祖。大円禅師。潙山禅師。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「潙山」の意味・読み・例文・類語

い‐さんヰ‥【潙山】

  1. 中国、湖南省寧郷県の西にある山の名。唐代の僧、大円霊祐禅師がここに住み、潙山禅師と呼ばれたことで有名。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android