潜抜(読み)くぐりぬける

精選版 日本国語大辞典 「潜抜」の意味・読み・例文・類語

くぐり‐ぬ・ける【潜抜】

〘自カ下一〙 くぐって通り抜ける。また、困難な事態や危険などをうまく処理してきりぬける。
※志都の岩屋講本(1811)上「くぐりぬけるなんど申す言は、此の久岐と云ふ語の移ったのでござる」
草枕(1906)〈夏目漱石〉五「身を斜にして其下をくぐり抜ける燕の姿が」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android