…その後しだいに医療目的を離れ,行楽娯楽として各地の海浜で盛んになった。日本でも古くから〈しおあみ(潮浴)〉〈しおとうじ(潮湯治)〉などの名で,医療のための海水浴が行われていた。鎌倉前期の歌人,鴨長明は,尾張大野の浜で海水を浴び,〈生魚のみあへもきよし酒もよし大野のゆあみ日数かさねむ〉と詠み,源実朝も鎌倉で医療のために海水浴をしたといわれる。…
※「潮湯治」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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