法則の辞典 「濾過方程式」の解説
濾過方程式【equation of filtration】
(1) ルイスの濾過方程式*:米国のルイス(W. K. Lewis )が導いたものである.
ここで,V は濾過液量,θ は濾過時間,P は濾過圧力,&scriptg;c は重力換算係数,A は濾過面積,μ は濾液の粘度,Km は濾材係数,Kc はケーキの抵抗定数である.
(2) ルースの濾過方程式*:同じく米国のルース(Ruth)の提案になるもので,積分形で示すと
(V+C)2=K(θ+θ0)
となる.ここで,θ は濾液量 c を得るまでの仮想濾過時間である.定圧濾過条件においてはこちらのほうが適用される.