かざんまめいし
火山豆石
accretionary lapilli
火山灰が球状に固結したもの。ピソライト(pisolite)ともいうことがあるが,この語はある種の石灰岩に対して用いられるほうが一般的。成因として,噴煙に含まれた水や雲粒などの表面張力や火山灰粒子の静電気力などで凝集するという説があり,他方,堆積した火山灰中に水滴が落下し,または転動して生じたものも考えられる。同心構造をなし,表面に細粒の層がある場合が多い。直径1cm以下のものが多いが数cmのものもある。
執筆者:荒牧 重雄・三宅 康幸
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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火山豆石
泥の円い球で同心円状の構造を示す球状の小片で,径数mmから5cm程度,平均1cm位のものがあり,これにはいくつかの成因がある.(1) 爆発した雲が泥の雨として降下して,塵のような火山灰が付着して成長した.(2) 核が新しい火山灰の表面を転がって周りに付着成長した.(3) 新しく降った未固結の火山灰が雨と風の作用で形成された.これらの方法で形成された火山礫(lapilli)を火山性豆石(pisolite)と呼んでいる[Williams : 1926].化学雨滴(fossil),凝灰岩球(tuff balls),泥球(mud balls),泥雨滴(mud raindrops),泥ペレット(mud pellets)火山性霰(volcanic hailstones)[Shrock : 1948]
出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報
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