「C-Nサイクル」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…恒星の進化の進んだ巨星の段階ではこの反応に加え,Heなどの反応生成物を親物質としてより重い元素を作る核融合反応が起こり,その結果として炭素,窒素,酸素などの各種同位体が存在している。そして上述の核融合反応は,実際には2個の水素から重水素,最終的にヘリウムへと積み上げる陽子‐陽子鎖反応(p‐pチェーン),または炭素,窒素などを触媒とした炭素・窒素サイクル(C‐Nサイクル)と呼ばれる過程を通して行われているのである。C‐Nサイクルは次に述べる核融合炉のためのDT反応やDD反応より反応速度は非常に遅く,それを用いて地上で人為的に持続反応を起こすことは不可能と考えられている。…
※「炭素窒素サイクル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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