焼鍼(読み)やきばり

精選版 日本国語大辞典 「焼鍼」の意味・読み・例文・類語

やき‐ばり【焼鍼】

  1. 〘 名詞 〙 昔の鍼術で、熱した鉄製の鍼を患部に刺すこと。また、その鍼。やいばり。
    1. [初出の実例]「凡焼鍼之法、不直用炭火上レ針」(出典医心方(984)二)

やい‐ばり【焼鍼】

  1. 〘 名詞 〙 「やきばり(焼鍼)」の変化した語。〔多識編(1631)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android