燃杭に火(読み)もえくいにひ

精選版 日本国語大辞典 「燃杭に火」の意味・読み・例文・類語

もえくい【燃杭】 に=火(ひ)[=火(ひ)がつく]

  1. 以前に関係があり縁が切れていたものが、また前の関係にもどる。多く男女の関係にいう。やけぼっくいに火がつく。
    1. [初出の実例]「尻目つかい人の跡までこっそりと 暮の蛍や燃杭に火か」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第三八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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