燄燄に滅せずんば炎炎を若何せん(読み)えんえんにめっせずんばえんえんをいかんせん

精選版 日本国語大辞典 の解説

えんえん【燄燄】 に 滅(めっ)せずんば炎炎(えんえん)を若何(いかん)せん

  1. ( 「孔子家語‐観周」の「燄燄不滅、炎炎若何。涓涓不壅、終為江河」による ) 燃え始めたときに消さないと、火は、盛んに燃え上がってからでは、どうしようもなくなる。災いは小さいうちに防がないと、手の施しようがなくなるという戒め。

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