片時去らず(読み)カタトキサラズ

デジタル大辞泉 「片時去らず」の意味・読み・例文・類語

片時かたときら◦ず

少しの間もやむことなく。始終。
「―◦ずあひ思ひけるを」〈伊勢四六

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精選版 日本国語大辞典 「片時去らず」の意味・読み・例文・類語

かたとき【片時】 去(さ)らず

  1. 少しの間も離れず。
    1. [初出の実例]「昔、男、いとうるはしき友ありけり。かた時さらずあひ思ひけるを」(出典:伊勢物語(10C前)四六)

片時去らずの補助注記

「去らず」は「避(さ)らず」の意かとする説もある。

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