…これは本格的な寺院建築には使われず,数寄屋風の住宅や一般住宅に多く使われる。棹縁の断面は正方形に近く,小さな面をとるのがふつうであるが,丈が高く左右に大きな角度で広い面(断面が猿のほおのような形のため,猿頰面(さるほおめん)という)をとった棹縁を使う〈猿頰天井〉も鎌倉時代に現れる。同じ鎌倉時代には禅宗建築が渡来し,そこでは〈鏡天井〉が用いられた。…
※「猿頰天井」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...