王陵(読み)おうりょう

精選版 日本国語大辞典 「王陵」の意味・読み・例文・類語

おう‐りょうワウ‥【王陵】

  1. 中国前漢の宰相。沛(はい)の人。項羽との戦いで高祖劉邦に味方し、安国侯に封ぜられる。のち恵帝の右丞相となる。前一七七年没。

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世界大百科事典(旧版)内の王陵の言及

【帝王陵】より

…強大な権力をもつ支配者である皇帝,天皇,大王,君主などを埋葬した,地上に大きな構築物をもつ墓を帝王陵という。諸王の王である大王や,大王と同等の,またはそれを上回る権力者の皇帝は,古代統一国家の形成過程のなかから出現したので,一般に帝王陵は,古代帝国の象徴と考えられている。…

【墳墓】より

…墓の内部に墓誌を入れることも,戦国時代(中山王墓)以来行われている。朝鮮では百済の武寧王陵の墓誌が有名である。日本では奈良時代から平安時代初めにかけて,おもに火葬墓に伴っている。…

※「王陵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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