白刃前に交われば流矢を顧みず(読み)ハクジンマエニマジワレバリュウシヲカエリミズ

デジタル大辞泉 の解説

白刃はくじんまえまじわれば流矢りゅうしかえりみず

《「宋書」袁顗伝より》白刃が目の前で交差するような切迫した状況下では、飛んで来る流れ矢をかえりみている余裕などない。大難を前にしては、小難を顧みる余裕のないことのたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 の解説

はくじん【白刃】 前(まえ)に交(まじ)われば流矢(りゅうし)を顧(かえり)みず

  1. ( 「宋書‐袁顗伝」の「白刃交前、不流矢、事有緩急故也」による ) 大難が起こったときには小難を顧みるいとまがないことのたとえにいう。

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