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宋書 ソウショ

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デジタル大辞泉の解説

そうしょ【宋書】

中国の二十四史の一。南朝の歴史を記したもの。南朝の沈約(しんやく)らがの武帝の勅によって撰。488年完成。帝紀10巻・志30巻・列伝60巻の全100巻。

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大辞林 第三版の解説

そうしょ【宋書】

中国二十四史の一。南朝宋の正史。一〇〇巻。南朝梁の沈約しんやくの撰。488年完成。帝紀一〇巻・志三〇巻・列伝六〇巻。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

宋書
そうじょ

中国、南朝宋一代の紀伝体の歴史書。正史の一つ。100巻からなる。著名の文人沈約(しんやく)(441―513)が487年、南斉(せい)武帝の勅命を奉じて編纂(へんさん)、本紀10巻と列伝60巻は先行の稿本を基にわずか1年で完成したが、志30巻の稿了には十数年を費やした。父の沈璞(しんはく)を殺した孝武帝とその功臣に悪口を書き連ねるなど、古来、曲筆が批判されている。しかし、人物、事柄の個別性、ものごとの豊饒(ほうじょう)さを重んじた南朝貴族の精神を反映して叙述は詳細で、詔勅、上奏文、私信、文学作品を数多く採録し、また志は、諸制度の変遷を漢や三国時代にさかのぼって跡づけていて、貴重である。ただ唐以降、簡潔な歴史叙述が尊ばれると、李延寿(りえんじゅ)『南史』、司馬光『資治通鑑(しじつがん)』の出現もあってあまり読まれなくなり、一部が散逸した。夷蛮(いばん)伝の倭国(わこく)の条に倭五王の記事がある。[安田二郎]

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