監護者わいせつ罪(読み)かんごしゃわいせつざい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「監護者わいせつ罪」の意味・わかりやすい解説

監護者わいせつ罪
かんごしゃわいせつざい

18歳未満の者に対し、その者を現に監督するものであることによる影響力に乗じて猥褻(わいせつ)な行為を行う罪。暴行または脅迫を用いなくても処罰される。6月以上10年以下の懲役に処せられる(刑法179条1項)。

[編集部 2018年1月19日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android