盲史(読み)もうし

普及版 字通 「盲史」の読み・字形・画数・意味

【盲史】もうし

瞽史

字通「盲」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の盲史の言及

【国語】より

…資料のあつかいかたや記述に《左氏伝》と矛盾する部分もあり,また史話の構成や文章の技巧の点で《左氏伝》に劣るが,《左氏伝》に欠落した史実も少なくなく,歴史文献としては多くの価値をもっている。なお,本書を〈盲史〉と呼ぶのは,《史記》において,太史公が〈左丘,明を失いて厥(そ)れ国語あり〉と述べているのによる。【日原 利国】。…

【左丘明】より

…孔子の作った《春秋》の真意を説き明かすために《春秋左氏伝》を著し,また《国語》を述作したという。《史記》に〈左丘が明を失い,それ国語あり〉といい,盲人なので盲左と称し,その書を盲史と称する。しかし姓が左であったか左丘であったかはっきりせず,また《論語》に見える左丘明と同一人物ともいわれ,孔子より古い時代の隠君子ともいわれ,不明な部分が多い。…

※「盲史」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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