盲/瞽(読み)メクラ

デジタル大辞泉の解説

め‐くら【盲/×瞽】

視力を失っていること。盲目。
文字を理解できないこと。
物事筋道本質をわきまえないこと。

め‐しい〔‐しひ〕【盲】

目の見えないこと。盲目

もう【盲】[漢字項目]

常用漢字] [音]モウ(マウ)(漢) [訓]めくら めしい
目が見えないこと。目が見えない人。「盲亀盲人盲点盲目雪盲・夜盲」
ある感覚が欠如していること。「味盲
わけがわからない。「盲愛盲従盲信盲爆
突き抜けていない。「盲腸盲管銃創

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

めしい【盲】

目が見えないこと。また、その人。

もう【盲】

両眼ともに視覚が重度に障害されている状態。強度の視野障害も含む。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

め‐しい ‥しひ【盲】

が見えないことをいった。また、その。盲目。
※地蔵十輪経元慶七年点(883)四「有る人自ら其の目を挑りて、盲(めシヒ)にして」 〔新撰字鏡(898‐901頃)〕

め‐し・いる ‥しひる【盲】

〘自ア上一(ハ上一)〙 めし・ふ 〘自ハ上二〙 (「目(め)(し)う」の意。室町時代頃からヤ行にも活用した) 視力を失う。目が見えなくなる。
※大智度論天安二年点(858)六六「若し男子女人の病み〈略〉盲瞽(メシヒ)たるときに」
※栄花(1028‐92頃)御裳着「めしゐたる者は、かかる事あなり」

め‐し・う ‥しふ【盲】

〘自ハ上二〙 ⇒めしいる(盲)

もう マウ【盲】

〘名〙 目が見えないこと。めしい。転じて、物事の本質を見抜く力がないこと。
※わらんべ草(1660)四「其色を見ずして物いふ、これを盲(マウ)と云」 〔韓非子‐解老〕

もう‐・す マウ‥【盲】

[1] 〘自サ変〙 目が見えなくなる。視力を失う。めしいる。
今昔(1120頃か)四「若し実有(な)らば、願くは此の衆(もろもろ)の涙を以て彼の盲したる眼(まなこ)を洗はむに」
[2] 〘他サ変〙 目を見えなくさせる。
※社会百面相(1902)〈内田魯庵〉附録「唯夫れ如何にして満天下の耳を聾し眼を盲(マウ)し以て全く視聴する莫らしむる事を得べき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の盲/瞽の言及

【盲人】より

…視覚障害を伴った人。盲は〈もう〉と読み,〈めくら〉という言葉は使わない。盲といえば何も見えない状況の全盲をさすが,明暗の区別がわかる程度のもの(明暗弁)および眼前の手の動きがわかる程度のもの(手動弁)など強度の弱視も含まれることが少なくない。…

※「盲/瞽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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