百科事典マイペディア 「直まき(播)栽培」の意味・わかりやすい解説 直まき(播)栽培【じかまきさいばい】 〈じきまき〉とも。農作物の種子を苗床にまかず,直接田畑にまいて栽培する方法。移植栽培に対する用語。一般に麦,豆,ジャガイモなどでは発根生理上直まきのほうが生育がよい。根菜類では,移植をすると根が損傷し商品価値を下げるので,直まきをする。直まき栽培では苗床管理や移植の労力は不要となるが,水稲では,不発芽や,発芽不ぞろいが生じ栽培密度が不均一になることもある。また一般に幼苗期の保護が不十分になって病害虫,冷害,霜害,干害,雑草害などを受けやすくなるなどの欠点がある。 直まき(播)栽培【じきまきさいばい】 →直まき(じかまき)栽培 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報