相撲会所(読み)すもうかいしょ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「相撲会所」の意味・わかりやすい解説

相撲会所
すもうかいしょ

江戸時代大相撲の職業組織。宝暦7 (1757) 年に結成されたといわれる。「相撲会所」から,明治 22 (1889) 年に「東京大角力協会」となり,大正 14 (1925) 年,財団法人を認可されて「大日本相撲協会」となり,昭和 33 (1958) 年1月「日本相撲協会」と変わった。

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世界大百科事典(旧版)内の相撲会所の言及

【日本相撲協会】より

…職業相撲を興行するただ一つの団体。江戸時代からの相撲会所が,明治になって改革され,さらに1925年大阪相撲協会を合併して,財団法人大日本相撲協会となり,58年財団法人日本相撲協会に改称した。年寄(定員107人)全員と力士(4人),行司(2人)の代表で構成する評議員(年寄)の中から立候補制に基づく選挙によって役員の理事10人,監事3人を選び,理事長は理事の互選によって選出される。…

※「相撲会所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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