眺来(読み)ながめく

精選版 日本国語大辞典 「眺来」の意味・読み・例文・類語

ながめ‐・く【眺来】

〘自カ変〙 しみじみ物思いに沈みながら、長い年月を経てくる。
斎宮女御集(985頃か)「けふよりはいかに、さつきやみおぼつかなさのいとどまさらむ、ときこえたまひけるに、ながめくるふくはさのみや、ときこへ給へりければ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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