矢鱈無性(読み)やたらむしょう

精選版 日本国語大辞典 「矢鱈無性」の意味・読み・例文・類語

やたら‐むしょう‥ムシャウ【矢鱈無性】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 類義の語を重ねて強調したもの ) ただもうむやみであるさま。めったやたら。やたらめっぽう。
    1. [初出の実例]「へっつひ河岸から川へ飛び込み、矢鱈(ヤタラ)むしゃうに水底をくぐり」(出典:黄表紙・面向不背御年玉(1787))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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