硝後太平記(読み)さざれいし たいへいき

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「硝後太平記」の解説

硝後太平記
さざれいし たいへいき

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
宝永7.秋(京・夷屋座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の硝後太平記の言及

【忠臣蔵物】より

…すなわち同年6月大坂篠塚座で,事件を小栗の世界に仕組んだ吾妻三八作《鬼鹿毛無佐志鐙(おにかげむさしあぶみ)》が上演されて,120日間の長期興行を記録。それをきっかけに,同7月京都の夷屋座が世界を《太平記》に求めた《太平記さゞれ石》および後日狂言《硝後太平記(さざれいしごたいへいき)》を上演したのをはじめ,京坂の諸座が競って赤穂浪士劇を演じた。また,人形浄瑠璃においても,同じ年,大坂豊竹座では《鬼鹿毛無佐志鐙》が,竹本座では《兼好法師物見車》と《碁盤太平記》が相次いで上演された。…

※「硝後太平記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android