硫酸亜鉛混濁試験

栄養・生化学辞典 「硫酸亜鉛混濁試験」の解説

硫酸亜鉛混濁試験

 肝臓機能の検査の一つ.血清に亜鉛イオンを加えて混濁をみる.慢性肝炎,肝硬変で高値を示す.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の硫酸亜鉛混濁試験の言及

【肝機能検査】より

…肝臓疾患では免疫グロブリン値の上昇とともに,アルブミン濃度が低下する。これらの血清成分の変動を調べる目的で,血清中の総タンパク質,アルブミン,血清タンパク質電気泳動分画,チモール混濁試験,硫酸亜鉛混濁試験などの検査が行われる。肝機能不全状態では,血漿中のアミノ酸濃度,アンモニア濃度も変動するので,その測定も行われる。…

※「硫酸亜鉛混濁試験」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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