礬書(読み)ばんしよ

普及版 字通 「礬書」の読み・字形・画数・意味

【礬書】ばんしよ

密書。明礬水で書いた字は、乾くとみえず、湿らすとあらわれる。〔建炎以来年要録、建炎元年〕曹輔、興仁に至る。~乃ち衣襟を裂きて筆の封(らふふう)を出す。乃ち樞密院の礬書なり。以て(曾)楙にる。~乃ち淵手詔なり。

字通「礬」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む