祇園祭礼信長記(読み)ぎおんさいれい しんちょうき

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「祇園祭礼信長記」の解説

祇園祭礼信長記
ぎおんさいれい しんちょうき

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
宝暦8.1(京・沢村染松座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の祇園祭礼信長記の言及

【祇園祭礼信仰記】より

…四段目金閣寺の三重のセリ上げ・セリ下げという大道具の工夫(《摂陽奇観》)や,此下東吉(木下藤吉郎に当たる)の人形の首(かしら)を京都高台寺の秀吉の木像に似せて造ったこと(《浄瑠璃譜》)などが人気を呼んだ。絵尽しにあるように,初め《祇園祭礼信長記》といったが,のちに改めた。《大和怪談頃日全書》に〈織田・羽柴等を造込みし故,遠慮弁へずとの事也〉とあるように,信長をはばかってのこととされるが,明らかでない。…

※「祇園祭礼信長記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android