神の民(読み)カミノタミ

デジタル大辞泉 「神の民」の意味・読み・例文・類語

かみ‐の‐たみ【神の民】

ユダヤ民族の自称。神に選ばれた民。選民
神の国の民。キリスト教徒の自称。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「神の民」の意味・読み・例文・類語

かみ【神】 の 民(たみ)

  1. 神から選ばれた民の意で、ユダヤ民族の自称。
  2. 天国の民の意で、キリスト教徒の自称。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の神の民の言及

【教会】より

…新約聖書では教会はじつにさまざまのイメージで表現されている。有名なものをいくつか挙げると,牧者キリストによって導かれる羊の群れ,キリストを幹とするブドウの枝,キリストを礎石とする神の家,新しい都エルサレム,キリストの花嫁,かつてモーセに率いられて荒野を旅したイスラエルの民のように〈旅する新しい神の民〉,頭にキリストをいただく〈キリストの体〉など。これら多様なイメージを通じて浮かび上がる教会の姿は,歴史のなかでさまざまの具体的な形をとる信者の共同体と,終末においてはじめて全貌をあらわす〈神秘〉あるいは霊的な現実を重ね合わせたものである。…

※「神の民」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android