日本歴史地名大系 「神谷御厨」の解説 神谷御厨かみがやのみくりや 愛知県:豊橋市神ヶ谷村神谷御厨現在の石巻本(いしまきほん)町付近。「神鳳鈔」に「二宮神谷御厨内十石、別進十石、外十石、菓子雑用廿石」とあり、毎年伊勢神宮内宮に米二〇石、外宮に米三〇石を供進していた。建久已下古文書(神宮文庫蔵)には「神谷御厨○給主前上野介範信入道、件御厨、去仁安三年建立、度々国司免判了」とあり、仁安三年(一一六八)の設置である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by