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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…原子の状態は,その原子に固有な各電子軌道に何個の電子が入っているかによって規定されるが,同一の軌道には反対向きのスピンをもつ電子が各1個ずつ,すなわち,合計2個までしか入れないという量子力学の原理をパウリの原理という。スピンまで指定すると,一つの電子状態にすでに電子が1個入っていれば,第2の電子はその状態に入れないことになるので,排他律exclusion principle,禁制原理ともいう。原子スペクトルの異常ゼーマン効果と原子構造を説明するために,1924年,W.パウリが仮説として導入した。…
※「禁制原理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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