秋の朝明(読み)あきのあさけ

精選版 日本国語大辞典 「秋の朝明」の意味・読み・例文・類語

あき【秋】 の 朝明(あさけ・あさあけ)

  1. 秋の夜明け方。とりわけさわやかなものとされる。
    1. [初出の実例]「この頃の秋朝開(あきのあさけ)霧隠(ごも)り妻呼ぶ雄鹿(しか)の声のさやけさ」(出典万葉集(8C後)一〇・二一四一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 あき 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む