稚気・穉気(読み)ちき

精選版 日本国語大辞典 「稚気・穉気」の意味・読み・例文・類語

ち‐き【稚気・穉気】

〘名〙 子どもっぽい様子や気風。おさない気分。
社会百面相(1902)〈内田魯庵〉温泉場日記「無論穉気(チキ)を免れなかったが頗る意気の愛すべきものがあった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報