気風(読み)キフウ

デジタル大辞泉 「気風」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「気風」の意味・読み・例文・類語

き‐ふう【気風】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 雰囲気様子などから感じられるその人の気性。気だて。心だて。
    1. [初出の実例]「流石(さすが)小松の嫡子迚とけた様でもどこやらに親御の気風(キフウ)残りける」(出典:浄瑠璃・義経千本桜(1747)三)
  3. ある集団の人たちが共通して持っていると感じられる気質。
    1. [初出の実例]「つくづくと春の詠も鍔尽し〈其角〉 気風をしるもかへり新参〈暁白〉」(出典:俳諧・類柑子(1707)中)

きっ‐ぷ【気風】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「きふう(気風)」の変化した語 ) その人の言動より感じられる気性。きまえ。心持。気性。性質。
    1. [初出の実例]「売り捌きは総てきっぷに委せて、殆んど喧嘩腰の荒っぽい商売だった」(出典:青果の市(1941)〈芝木好子〉)

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普及版 字通 「気風」の読み・字形・画数・意味

【気風】きふう

きだて。

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