気風(読み)キフウ

デジタル大辞泉 「気風」の意味・読み・例文・類語

き‐ふう【気風】

気性。気だて。特に、ある集団・地域内の人々に共通する気質。「代々伝わる進取気風
[類語]さが気性気質性向性情性格気象気立て気前心ばえ心根心柄じょうたち性分性質本性本能天性気心人となり人間性キャラクター気質かたぎ肌合い家風精神メンタル心的内的精神的内面的観念的心理的知能心理精神力メンタリティースピリチュアルこころ知情意心神内心心情心魂内面マインドハートスピリットエスプリ精魂気迫神気気概気力意力意志神経気構え気持ち理念思想心性

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精選版 日本国語大辞典 「気風」の意味・読み・例文・類語

き‐ふう【気風】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 雰囲気様子などから感じられるその人の気性。気だて。心だて。
    1. [初出の実例]「流石(さすが)小松の嫡子迚とけた様でもどこやらに親御の気風(キフウ)残りける」(出典:浄瑠璃・義経千本桜(1747)三)
  3. ある集団の人たちが共通して持っていると感じられる気質。
    1. [初出の実例]「つくづくと春の詠も鍔尽し〈其角〉 気風をしるもかへり新参〈暁白〉」(出典:俳諧・類柑子(1707)中)

きっ‐ぷ【気風】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「きふう(気風)」の変化した語 ) その人の言動より感じられる気性。きまえ。心持。気性。性質。
    1. [初出の実例]「売り捌きは総てきっぷに委せて、殆んど喧嘩腰の荒っぽい商売だった」(出典:青果の市(1941)〈芝木好子〉)

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普及版 字通 「気風」の読み・字形・画数・意味

【気風】きふう

きだて。

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