穀草式農法(読み)こくそうしきのうほう(その他表記)Feldgraswirtschaft

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「穀草式農法」の意味・わかりやすい解説

穀草式農法
こくそうしきのうほう
Feldgraswirtschaft

中世ヨーロッパにおける農地利用の一方式。1年もしくは数年間の穀作と,かなり長期にわたる牧草地化とを繰返すもの。地域によってさまざまな形をとり,なかには二圃制ないし三圃制農法に近いものもあった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android