空なる(読み)むなしくなる

精選版 日本国語大辞典 「空なる」の意味・読み・例文・類語

むなしく【空】[=むなしゅう]なる

死ぬ。死んでしまう。
※宇津保(970‐999頃)忠こそ「弾く人もむなしくならば琴の音もうつせみのみや今はしらべん」
太平記(14C後)一〇「馬より倒に打落されて、血を吐て空(ムナシ)く成にけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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