空嘯(読み)そらうそ

精選版 日本国語大辞典 「空嘯」の意味・読み・例文・類語

そら‐うそ【空嘯】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 空を仰いでうそぶくこと。偉そうな言動をすること。また、その言動。
    1. [初出の実例]「敵の七え八えとりまわりたを、物のかずともせいで〈略〉そらうそを吹たぞ」(出典:詩学大成抄(1558‐70頃か)二)
  3. 何気ないふうをよそおうこと。そしらぬ顔をすること。
    1. [初出の実例]「御房の御そらうそも〈略〉いかがとおぼへ候なり」(出典:興善寺阿彌陀如来胎内文書‐(年未詳)一二月四日・証空書状)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む