突風率(読み)トップウリツ

デジタル大辞泉 「突風率」の意味・読み・例文・類語

とっぷう‐りつ【突風率】

ある一定時間内における最大瞬間風速と平均風速の比。ふつう突風率は1.5~2倍程度とされ、台風暴風域で平均風速が秒速20メートルと予想されるとき、最大瞬間風速は秒速40メートルとなる可能性がある。ガストファクター

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の突風率の言及

【風】より

…これは空気が一様に流れているものではなく,種々雑多な大きさの渦をまきこみながら一般流に流されているためである。変動している風速のある時間帯の平均風速と風速の変動成分の標準偏差の比を〈乱れの強さ〉と呼び,その期間でいちばん大きな風速を最大瞬間風速といい,平均風速に対する最大瞬間風速の比を突風率と定義している。一般に突風率の値は1.5~2の値をとるとされている。…

※「突風率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android